片腕のマッサージ師
盲目のマッサージ師というのはよく耳にしますが、片腕のマッサージ師というのはあまり聞いたことがありません。東洋医療の専門学校の入学試験では両手両腕が普通に動くかどうかを見るという試験がありました。指が十本あるかどうかも見ていました。東洋医療は手が命なのでまず、手に障害があれば最初の段階で落とされるのです。指が一、二本なくてもできるように思われますが、やはりその辺りは厳しいようです。私は脳出血で左半身麻痺になり、リハビリでなんとか動くようになりましたが、左手にまだ麻痺が残っている感じがします。特に仕事でマッサージを行うときに左手が微妙な動きができないのでもどかしさを感じます。最近は治療が終わった後に患者さんに感想を聞くようになりました。「以前と同じだったよ。」という言葉が聞きたいからです。左が効かない分は右手でフォローしていますが、今後のことを考えると多少不安になります。盲目のマッサージ師の感性は研ぎ澄まされているといわれますが、私も左手が利かない分それ以外の部分が研ぎ澄まされればそれはそれでいいかもしれないかなと思います。片腕でも十分に通用するようなマッサージ師になりたいですね。昔メジャーリーグにジム・アボットいう片腕のピッチャーが活躍していましたね。障害をものともしないで夢の世界でヒーローになるなんて本当にすごいですね。パラリンピックの意義がようやくわかりました。チャレンジングパーソンのみんなも障害者として自分をその中に閉じ込めるのはやめて新しいことにどんどんチャレンジしていきましょう。応援しています。
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